ユー・エス・エス(USS、瀬田大社長兼COO)の東京会場は1月12日、新年最初のオークションを「2023年OpeningフェアPart1初荷AA」と銘打って開催した。 当日の出品台数は1万7569台を記録。昨年4月からの2022年度で最多の台数となると同時に、東京会場の初荷オークションとしては、過去最高の台数を集荷した。 セリ開始前には三上正裕会場長が「昨年はUSSが40周年を迎え、東京会場では歴代2番目となる出品69万9038台を集荷。成約率は67.7%で、平均単価は9月に約176万円と記録を更新するなど、多大な取引をいただき感謝している。 建設を進めていた来場者駐車場兼検査ヤードも予定通りに完成。今まで以上に精度の高い車両検査の提供に努めていく。また、昨年12月に車両映像の高画質化とデジタル出品のテスト運用を開始しており、今年は本格的にデジタル出品の展開に力を入れていくので、一層の期待と協力をお願いしたい」と挨拶した。 当日のAA結果は、成約1万998台、成約率62.6%、133万1000円という大商いとなった。 USS東京の2022年1月から12月の暦年実績は、開催回数が前年よりも1回少ない48開催で、出品が6.8%増の69万9038台、成約台数が4.9%増の47万3033、平均単価は26万2000円増の150万7000円を記録した。 ユーストカー集計の昨年の全国の中古車オークションの流通台数は、出品694万9651台、成約台数は472万5243台で、このうちUSS東京の昨年の扱い台数は出品、成約台数ともに、全体の10%を占めている。写真上=今期最多の出品で2023年のオークションがスタート写真下左=御礼の挨拶をする三上正裕会場長写真下右=当日から来場者用駐車場兼検査ヤード