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6月の中古車輸出、9ヵ月連続増の8万3107台_上半期も好調に推移し50万台に迫る_国際自動車流通協議会まとめ (08/01 15:46)
















 2012年6月の中古車輸出台数は8万3107台で、前年同月比8.8%増と9ヵ月連続のプラスとなった。
 5月までの二桁台という伸長はやや鈍化したものの、首位ロシアなどが好調で、全体実績を牽引した。なお、2012年1〜6月の累計輸出台数は49万6056台となり、同6.6%の増加を示した。これは、財務省通関統計に基づき国際自動車流通協議(iATA、渡邊勤代表幹事)がまとめたもの。
 6月の状況をみると、ロシア向けが唯一、1万台を上回り首位を堅持。輸出台数は1万1127台で、前年に比べると3.3%増加した。平均FOB価格は前年比7万円ほど下落し54万円台となった。
 2位には2ヵ月振りにミャンマーが復帰。同国向けの成長は著しく、同1312.1%増。ちなみに前年同月はわずか563台にとどまっていた。平均FOB価格も14万円アップの60万円台となるなど高値傾向で、上位10ヵ国中ではフィリピンに次ぐ高水準となった。3位はアラブ首長国連邦(UAE)。台数は5.6%減、平均FOB価格も3万円近く下落した。
 一方、そのほか伸びが目立ったのは、ザンビア(2倍強)、トリニダード(3倍強)、ペルー(3倍強)、モーリシャス(2倍強)、レソト(5倍強)など。対照的に、キルギス、ウガンダ、バングラデシュ、スリランカ向けは大きく減少した。

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