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出品2万2072台の新記録を達成_商品化工場が6月中に稼働へ_USS東京 (04/09 16:22)

 ユー・エス・エス(USS、安藤之弘社長)の東京会場は、3月27日開催の「年度末大感謝祭AA」において、出品2万2072台の新記録を樹立した。また、17日には新記録達成記念AAを開催予定で、豪華賞品の当たる大抽選会を実施する。
 総敷地16万坪を誇る東京会場のモータープールは、2万台を遙かに超える出品車で埋め尽くされた。エントリー数は3500社、来場実数はこれを大きく上回り延べ5000名という盛況ぶり。出品店数3550社、落札店数は4200社(ネット含む)に及んだ。
 また、各コーナーも新記録が続出。軽自動車2252台、プライム2970台、バントラ497台、リサイクル721台など。10レーンがフル稼働しセリ終了は24時30分。所要時間は15時間30分、1時間当たりでは1418台を処理。10レーン効果によってセリ時間は大幅に短縮され、参加者の混乱などは少ない。
 今回の出品新記録で締めくくった同会場の19年度実績は、48開催で出品72万7658台(1開催平均1万5160台)、成約44万5318台、成約率61.2%。出品は1開催減少のため、目標の74万5000台には届かなかったが、実質的にはクリア、成約面では約3ポイントアップと好調。
 これに対して、20年度の目標は75万5000台に策定。グループが掲げる目標の300万台達成には東京会場の数字が絶対的に欠かせない。
 なお当日の結果は、成約1万1452台、成約率51.9%、成約金額86億3480万8000円、単価75万4000円。
 一方、同会場は軽整備を主体とした商品化工場の稼働を6月中に見込んでいる。工場は建坪220坪で、屋内に軽塗装及び板金の4ブース、屋外に洗車用の4ブース設置。当初、専任スタッフ10名を配置し、業務量に応じて増員していく。当初の1日当たりの処理量は50台。
 商品化工場での出品前の低コストな整備によって、セリにおける相場や評価点にも微妙な影響を及ぼすものとみられ、好結果が得られれば出品促進にもつながりそうだ。

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