ＪＵ宮城（伊藤行雄理事長）は２月23日、「組合設立47周年記念ＡＡ」を開催。2373台の出品車を集め、８割以上が成約と盛況なイベントとなった。

　セリ開始前のセレモニーではＪＵ東北各県の代表者などのほか、ＪＵ東京、埼玉、愛知の各商組からも役員らが参列。主催者を代表して伊藤理事長は「たくさんの来場と多くの出品に感謝。皆様のお陰で当組合は47周年を迎えることができた。今後もより良い組織づくりに尽力していくので、一層の支援をお願いしたい。また、今日は厳しい環境のなかで2400台規模の出品をいただいた。長丁場となるが最後まで活発なコールをお願いしたい」と挨拶。

　また、石山英二ＪＵ東北会長が「今日は素晴らしい台数での開催となり、春商戦に向けた商品がたくさん揃っている。活発なセリとなることを願っている」と話し、続いて、荒井寿一荒井商事会長は「ＪＵ東北は一枚岩で結束が強いと感じている。この結束力をもって全国の中古車業界の発展につなげてもらいたい」と語り、この日のオークションが盛会となるよう祈願した。

　当日のオークションは出品2373台を集め、このうち2000台以上が新規搬入車となり、フレッシュなタマ揃え。その結果、1953台が成約し、成約率82.3％、単価33万7000円という好実績を収めた。

　業界マスコミとの取材の場で伊藤理事長は、今後の組合運営について「基幹事業のオークションだけではなく、小売振興や指導環境などすべての事業の活性化や充実を図ることで、強い組織を構築。他業界からも模範となるような組合づくりをめざしていきたい」などと話した。


写真上＝東北をはじめ関連協や中部からもＪＵの役員らが駆け付けた
写真下左＝御礼の言葉を述べる伊藤理事長
写真下右＝オークション前日には前夜祭を実施