トヨタユーゼック（北口武志社長）のＴＡＡ中部は５月13日、「移転22周年記念ＡＡ」を盛大に開催。4000台を超える出品が集まった。

　ＴＡＡ中部は、1983年に開設。1999年に現在地へ移転し、中部地区における一大流通基地として発展してきた。セリ前には、浦田利光会場長が「移転後22周年を迎えることができたのは、日頃から利用してくれる会員のお陰と深く感謝。今日は最後の1台まで応札をお願いしたい」と挨拶した。

　今回のオークションでは、過去8番目という4015台を出品。2年前の20周年ＡＡと比べても、1300台も上回る台数を数えた。こうした好調な集荷は、「トヨタはじめ、定期的にコーナー化しているダイハツ、マツダ、スバル、日野など各ディーラーの協力が大きくなってきた」（ＴＡＡ中部）といい、当日も全体の6割以上となる2500台規模がディーラー系から集まった。なお、ＡＡ結果は成約3445台、成約率85.8％、単価50万円の好実績を収めた。

　ＴＡＡ中部では、今後について「一般会員の出品シェアアップを図る。とくに1社1台、2台の会員を地道に増やしていきたい。将来的には、一般会員とディーラーの比率を現状と逆転、６対４まで持って行ければ」としている。


写真上・日頃の協力に謝辞を述べる浦田会場長
写真下・当日の出品は過去8番目の好実績