ベイオーク(塩原淳平社長)の展開するネットサービス「ベイネット」からの落札が増加している。 昨年は、ベイネット経由の落札台数が年間で1万1000台を突破。システムのリニューアルを実施した2010年との比較では、1開催あたり50台以上の伸びを見せている。 ベイネットは、手持ちのパソコンですぐに始められる点が利用増の要因のひとつ。 さらに、ベイネット会員だけの機能も数多くあり、セリ前後のワンプライスネットへの参加や、出品車の追加画像の確認も随時可能。英語表記にも対応している。 また、利用会員によると「下見の代行料が無料なうえ、リクエストに対してはスタッフが柔軟に対応してくれる」と、その便利さを理由に挙げる。実際、過半数が下見を申し込んでいる状況。 加えて、動画下見サービスについても「不安要素をできる限り取り除けるので、安心して応札できる」と好評だ。 ただし、ベイネットからの落札増は、ネットの利便性だけによるものではない。ベイオークの出品車がプレートの非表示を行なっていることや、車両画像を見たエンドユーザーの好感度が上がるよう「こだわりの撮影室に改修した」(同社)ことなども、後押ししているようだ。 なお、同社では現在、ベイネット会員を募集中。入会に際しては、登録手数料が無料で預かり保証金は5万円。月額使用料は2000円(税別)。問い合わせは、06―6612―5612まで。写真・こだわりの出品画像や英語対応も好評