ベイオーク(塩原淳平社長)は7月14日、AA会場で講演会「キャリアパーク」を開催。会員企業から約100名が参加した。 このイベントは、同社が会員支援の一環として手掛けるもの。年間6回の講演会を通して、会員へ有益な情報を提供することを目的としている。 4回目となった今回は、赤城乳業の大ヒット商品「ガリガリ君」の開発者であり、育ての親でもある鈴木政次氏を招き、「ガリガリ君誕生秘話〜業界で生き残る企業の創り方〜」をテーマに開催した。 開会にあたり、総合企画室の福井妙子主任が「今ではお馴染みとなっているガリガリ君も、そこに至るまで試行錯誤を繰り返し、様々な問題を解決してきた。そのプロセスには、会員企業で活用頂けるたくさんのヒントがある。また、鈴木氏は開発だけでなく、営業、マーケティング、マネジメント、経営と様々な経験を持っている。鈴木氏の根底にある基盤を感じとって欲しい」と挨拶した。 当日は、参加者にガリガリ君を配り、まず実食を行なった。講演会では、鈴木氏が体験した失敗や苦しみ、後になって分かる当時の専務の言葉の裏側などを話した。 終了後のアンケートでは、満足度が平均88.8点を記録。会員からは、「最後には、やはりスタッフ(人)だと言うことに気づかされた」「他業界からの見方が新鮮」「報・連・相は大事。見せる事は大切だと思った」など、好評を博した。